冠婚葬祭や普段の仕事でスーツを使用する機会がある方も多くいます。特に、あまり使用頻度が高くないスーツは、しまったらそのままという方もいるのではないでしょうか。しかし、保管方法を間違うとカビが発生します。ここでは、スーツを長持ちさせるためのカビ対策をご紹介します。
スーツにカビが生える原因は3つ
スーツをしっかりクローゼットやタンスなどに収納していても、使うときにカビが発生していたことに気づいた経験はありませんか?なぜ、しまっていてもカビが発生するのでしょうか?それは「ゴミ」「汚れ」「湿気」です。ご存じの方も多いと思いますが、カビが発生しやすい条件のひとつは、湿気が多いことです。そのため、梅雨時期や温度差が大きいところでは湿気が発生します。さらに、スーツにゴミや汚れが付いていたり、しまう場所の中にほこりや糸くずといったゴミがあったりします。
これらの条件が揃っていると、スーツにカビが発生します。さらに、他に衣類やバッグなどがあると、それらにもカビが発生します。そのため、スーツやそれぞれの衣類などからゴミや汚れを落としたり、除湿をしたりすることが大切です。
簡単にできるカビ対策はこれ
ここからは、自分でできるカビ対策をご紹介します。どの方法もすぐにできることですので、大切なスーツやその他の衣類を守るために実施しましょう。
換気と除湿をする
クローゼットやタンス内だけではなく、部屋の換気と除湿も大切です。クローゼットやタンス内は意外と湿気が多く、開け閉めをすることが少ないと湿気が逃げることがほとんどありません。そのため、定期的に扉や引き出しを開けることが大切です。また、市販の除湿剤を置いたり、ウォークインクローゼットなら扇風機やサーキュレーターなどで風の流れを作ったり、除湿器を設置したりすることも方法のひとつです。
そして、風の流れができやすいように、服と服の間は隙間を空けましょう。隙間を作ることで湿気も逃げやすくなります。
服そのものを清潔にしておく
カビが発生する条件は、ほこりやゴミも必要です。そのため、スーツやその他の衣類、バッグなどの小物に付いているほこりやゴミを落としてから収納しましょう。また、定期的にクリーニングに出したり、ブラッシングをしたりすることも方法のひとつです。
意外と見落としてしまうことが、クローゼットやタンス内の汚れです。見えないカビがあったり、ゴミなどが落ちていたりします。そのため、掃除機をかけゴミを取り除くことも大切です。
カビ対策をしてスーツはいつでも使える状態にしておこう
カビはいつの間にか発生してしまい、いざとなったときにスーツが使えないなんてこともあります。そのような状態を防ぐために、ここでご紹介した方法を実践しカビ対策をしてくださいね。